ドリフェス!の話
2016年10月7日23時ころ
私は気付いたらドリフェスのアプリをダウンロードしていた。
元々ドリフェスはツイッターの広告で見たことがあった。なんでそれを覚えてたかって言うと慎様のおかげだった。「及川慎」お!私と名字一緒やんけ!そう、何を隠そう私の本名が及川だった。
声優を見てみると知らない人だった。元々声優に疎かった私。音ゲーは楽しそうだけど声優知らないしな~とインストールしなかった(このときはまだ声を当てているのが、声優ではなく元々は若手俳優だということも知らなかった)。
しばらくして。アニメ、次期は何見ようかな…と一覧を見ていると、ドリフェスの文字。あっ、これ及川くんいるやつじゃん!と私は録画予約をした。
リアタイもした。びっくりした。作画良いけどセリフ棒読みだし…え……イケるっしょって何…
なんて思ってたらライブパートに入った。グローリーストーリー。今まで「うーん…」と思ってたのが一気に覆った。すごい!ライブシーンめちゃくちゃにかっこいい!CG!曲も良い!最高!EDを迎えるころにはアプリをダウンロードしていた。
そっからアニメも見続け、ド!の沼にズブズブハマっていった。きっかけは慎様だったけど、だぶますが推しになってた。詳しくは自重しますが、腐としても美味しい…ゴニョゴニョ
初めてイベントに参加しようと思ったのはたしかファスライだった。ライブ?行きたい!そう思った頃にはReal Dreamを予約してた。
結局ファスライも行脚も外れてしまって行けなかったけど、次ライブするなら絶対行こうって思った。
ファンミやらAGFやらは予定が合わなくて行けなくて、一体いつになったらでぃあどりちゃんに会えるんだろう…なんて思ってたらライブツアー決定!これは行くっしょ!パシフィコチケット取りました。
一般だったから3階席だったけど、そんなこと関係なく楽しかった。正直知らない曲もあった。でも関係なく楽しかった。キラキラ輝く彼らをずっと見ていたくて、この時間が永遠になれば良いのにって何回も思った。
最後のシンアイで泣いて、帰りの電車でも泣いて、帰って家でも泣いた。楽しかったー。ドリフェス好きだーって思った。絶対またライブ行こう。サイコー超えた景色もっと見よう。
そんなことを思っていた矢先に、アプリとDCD、そして3次元での活動も一区切りのお知らせ。頭が真っ白になった。
しばらくは心の整理ができなくて、色んな人のツイートを見て、色んなことを考えた。
なんでって思ったし、自分があまりお金を落とせなかったことも責めたし、でも笑顔で彼らを送り出したいって思ったし(送り出すっていう表現が正しいのか分からないけど)。
何も考えたくないって思いながら1期最後の特番を見てた。シンアイで泣いた。そしたらでぃあどりちゃんが歌うんだ。
「さぁ、一緒に行こうよ。笑って!」
って。
ズルいよ。笑ってなんて無理だよ。
そう思いながら、泣きながら、ドリフェスが自分の中でこんなに大きくなってたんだって気付いた。
「長く続けることだけが、サイコーを超えることだとは言えないのではないか」
そんな誰かの言葉を見て、そうだなぁって思った。彼らは常にサイコー超える景色を見せてくれた。アフレコもどんどん上手くなってたし、歌とダンスもすごかった。
でもそれって際限がなくて、上は果てしなくて、もっともっとパワーアップできる。どれだけ頑張ってもその上がある。それって本当にサイコー超えてるって言えるのかな。
はちゃめちゃに個人的な意見だけど、ドリフェスは一旦幕を閉じることで、永遠に誰かの心に残ることで、サイコー超えようとしてるのかなって。それがサイコー超えるって言えるのかも分からないけど、コンテンツにとってそれが1番なのかなって思う。
かと言ってこのまま諦めたくない。できることを全部したい。全部した上で、それでダメだったら、ありがとうっていう気持ちを沢山込めて、泣きながら、笑顔で、武道館で送り出したい。さよならじゃなくてまたねって言いたい。
だから私はやれること全部やろうと思う。
ドリフェスが大好きだから。